プール竣工、水球で祝う 射水・小杉小

児童を指導する保田さん(中央)と稲場さん=射水市の小杉小プール

  ●元日本代表の保田、稲場さん

 射水市小杉小のプール竣工式と体験教室は22日、同校で行われ、全校児童599人が水球元日本代表の2人と一緒に楽しみながら、水球の魅力を学んだ。

 創校150周年記念事業として開催され、富山市出身でリオデジャネイロ五輪日本代表の保田賢也さんと世界水泳ブダペスト大会日本代表の稲場航平さんが講師を務めた。

 竣工式は体育館で行われ、2人がフリートーク形式で水球のルールや小学生時代に頑張ったことを紹介し、「夢をかなえたいなら絶対に人に伝えてほしい。みんなが協力してくれるようになる」と呼び掛けた。ロングパスなども披露し、児童から歓声が上がった。

 プールでの教室では5、6年生約200人が2人から指導を受けながら、パスやシュートを体験し、交流を深めた。6年の橘翔太君は「水の上でボールを使うのが難しかった。保田選手のシュートの迫力がすごくて、かっこ良かった」と笑顔を見せ、竹内翔音さんは「新しいプールで泳ぎが上達できるよう頑張りたい」と意気込んだ。

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