さわやかな酸味と甘みで “初恋の味” にも例えられるスモモの出荷が、広島・呉市で始まっています。
生産者 石井芳清 さん
「きれいですよ。おいしそうです」
瀬戸内海に浮かぶ呉市 上蒲刈島の向地区は、県内一のスモモの産地で、88年前から栽培を始めました。およそ20戸の農家が8品種のスモモを栽培していて、「蒲刈プラム」のブランドで出荷しています。
年間、およそ1.6トンのスモモを生産する 石井芳清 さんです。この時期、収穫しているのは、「サンタローザ」という品種で、糖度と酸味のバランスがよいのが特徴です。
石井さんは、ピンクに色付き始めたスモモをていねいにもぎ取っていました。
生産者 石井芳清 さん
「食べて笑顔になっていただきたいですね。ずばり、“初恋の味” を思い出して甘酸っぱくも食していただきたいと思います」
収穫されたスモモは、その日のうちに大きさごとに選別したあと、パック詰めし、選果場に運ばれました。
スモモの収穫は来月下旬まで行われ、およそ8トンが県内に出荷されるということです。