サングラス姿お披露目 県警、7月に運用開始

サングラスを着用した警察官=県警本部

 富山県警交通指導課は23日、県警本部で記者会見を開き、7月から運用を開始する警察官のサングラス着用に関する新基準について説明した。サングラス姿の警察官2人を披露した。

 県民への周知を図るのが狙い。同課によると、着用するのは私物で、黒色系でシンプルなタイプを推奨する。松崎憲治次席は「警察官がサングラスをかけている姿はあまり見掛けなかったと思うが、県民の皆さんにはご理解いただきたい」と話した。

 着用できるのは、交通部門の警察官が屋外での取り締まり、高速道路や自動車専用道路での交通整理、車道上での交通事故捜査などに従事する時に限られる。

 これまでは病気などの理由がある場合に限り、所属長の許可があれば着用を認めていた。現場の警察官から柔軟な運用を求める声が上がっていた。警察官の着用基準を定めるのは全国でも珍しいという。

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