ミラン、18歳トルコの逸材MFギュレル獲得に向けて交渉へ…契約解除金は約28億円か

[写真:Getty Images]

ミランはフェネルバフチェのトルコ代表MFアルダ・ギュレル(18)の獲得も目指しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

イタリア代表MFサンドロ・トナーリが一気にニューカッスル移籍へと傾いたこともあり、その売却で得られる多額の資金を補強に費やすとみられるミラン。かねてから日本代表MF鎌田大地の獲得噂が挙がっている他、最近ではイタリア代表MFダビデ・フラッテージの争奪戦にも割り込んでおり、ビジャレアルのナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼをはじめとするウインガーや、ストライカーへの関心も取り沙汰されている。

しかし、ミランは若手有望株も狙っているようで、“トルコのメッシ“とも呼ばれる逸材ギュレルの獲得に関心を抱いている模様。正式な交渉を開始するため、23日にフェネルバフチェに正式な書類を送ったという。ギュレルとフェネルバフチェの契約には、1750万ユーロ(約27億5000万円)の契約解除条項が含まれているようだ。

現在のギュレルには代理人がついておらず、家族がギュレルのマネジメントを請け負っている状況とのこと。そのため、ギュレルの母親がSNS上に「今までありがとう。さよならを言う時が来た」というメッセージを投稿したことで、ギュレルの移籍交渉が進んでいるのではないかという憶測も飛び交っているようだ。

レアル・マドリーからも目をつけられている様子のギュレルは、2021-22シーズンに16歳でトップチームデビューし、ここ2シーズンで公式戦51試合に出場。得意の左足を武器に9ゴール12アシストをマークしている。

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