ドクダミ科のハンゲショウが、葉の一部を白く変色させている。京都府長岡京市天神2丁目の八条ケ池西池に面した日本料理店「藤之棚」の裏庭に茂り、市民らが見入っている。
ハンゲショウの名前は、夏至から11日目の雑節「半夏生」に色を変えることや、葉の半分を化粧したようで「半化粧」に由来するとされる。経営者の武田夕紀子さん(70)が約15年前に知人からもらった2、3本を植え、育ててきた。
現在、約1メートルの高さに長細い花穂が咲き、その下の葉が白くなっている。武田さんは「皆さんに喜んでいただいている。7月上旬まで楽しめそう」と話す。