【カンボジア】セルカードなど2社、月内に株式上場へ[経済]

カンボジア証券取引所(CSX)は先ごろ、月内に地場企業2社が上場すると発表した。上場するのは通信サービスと教育サービスをそれぞれ手がける会社。両社の上場で、同証取所で株式を公開する企業が11社になる。

携帯通信サービス「セルカード」を展開する地場カムGSM(CAMGSM)が27日、教育サービスを展開する地場メングリーJコーク・エデュケーションが28日にメインボード(主要市場)に上場する予定だ。

カムGSMは通信事業者で初の上場。地場財閥ロイヤル・グループ傘下の携帯通信事業者で、1996年の設立。国内3,000カ所以上に基地局を持つ。

メングリーJコークは2005年の設立。幼稚園児から大学生までを対象に教育サービスを提供。現在は国内で約2万人の生徒を抱えている。将来的には国内の拠点を160カ所に増やす計画だ。

両社とも今年3月にCSXから上場申請の原則承認を得ていた。

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