京都府京丹波町曽根の道の駅「京丹波味夢の里」で、恒例のラベンダーの摘み取り体験が始まった。花壇には薄紫色が映え、訪れた人たちが爽やかな香りを楽しんでいる。
敷地内の花壇の管理や食品加工などを手がける地元の女性グループ「そねっと」が、毎年この時期に開いている。1月末の大雪の影響で、折れてしまった枝もあるが、暖かくなり、今年もたくましく花を付けているという。
そねっとの岩崎桂子代表(69)は「ラベンダーを実際に手に取って、季節感と香りを楽しんでほしい」と話している。摘み取り体験は50本300円。7月17日まで。
期間中の7月1日にラベンダーを使った壁飾り「スワッグ」(1200円)、6月28日、7月5日は花を束ねて香りを楽しむ「バンドルズ」(800円)のクラフト体験もあり、両日程で香り袋「サシェ」(500円)も作れる。いずれも予約が必要。問い合わせは同駅0771(89)2311。