京都市右京区の常磐野小出身で吉本新喜劇メンバーの松浦真也さん(46)が、同小であった京都府警の防犯教室にサプライズで登場した。得意のギターを使ったネタで笑いを取りながら不審者への対応方法を6年生約90人に伝えた。
22日に行われた防犯教室では、府警が今春に作成した吉本興業のタレントによる児童向けの防犯動画が上映された。その後、華やかな音楽が鳴る中、ギターを抱えた警察官姿の松浦さんが登場すると、児童から拍手が起きた。
松浦さんは児童と一緒に校歌を熱唱し、長渕剛さんの替え歌を披露して笑いを誘った。動画の内容を振り返って「知らない人に道案内を頼まれても一緒に付いて行かないで」と呼びかけた。
6年の児童(12)は「防犯のことが楽しく学べたので、登下校のときに意識したい」と話した。