らぁ麺むらまさ(唐津市)、新横浜ラーメン博物館に出店

らぁ麺むらまさの塩らぁ麺(提供写真)

 新横浜ラーメン博物館(横浜市)で27日から7月17日までの間、唐津市の「らぁ麺むらまさ」が登場する。過去に出店した約40店舗が3週間のリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」の一環。

 らぁ麺むらまさは、新横浜ラーメン博物館15周年を記念し、新たなご当地ラーメンを創る企画で、「ラーメンの鬼」の異名を持つ故・佐野実氏が生前、プロデュースした最後の店。2009年9月にラーメン博物館に出店し、翌10年4月、菜畑遺跡近くにオープンした。

 「塩らぁ麺」は、玄界灘の新鮮な素材と、佐野氏が「味・成分とも文句のつけようがない」と絶賛した唐津産の「一の塩」を使用。みつせ鶏を使った動物系と昆布などの魚介系をブレンドし、あっさりしていながら深いコクを味わえる。

 店長の久富靖悦(のぶよし)さん(47)は「(約14年前に)博物館で食べた人や、進学や仕事でなかなか唐津に帰ってこられない人にも足を運んで味わってほしい」と話す。新横浜ラーメン博物館の営業時間は平日午前11時~午後9時、休日午前10時半~午後9時。問い合わせは同博物館、電話045(471)0503。(松岡蒼大)

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