福井県民生協は、福井市のJR福井駅東口エリアにスーパーマーケットのハーツを出店する。2024年9月のオープンを目指す。周辺はスーパーが少なく、買い物の不便解消に取り組むとともに、店舗事業の黒字化へ向けた起爆剤とする考え。
6月22日に福井市のフェニックス・プラザで開かれた通常総代会で出店計画を発表、開店準備を盛り込んだ本年度の事業が承認された。
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県内11カ所目のハーツとなる。出店予定地は福井市日之出3丁目で、福井駅東口から直線距離で約500メートルの工場跡地。敷地面積約6765平方メートル、店舗面積は約1484平方メートル。投資額は9億5千万円。
県民生協の担当者は「車で10分の商圏内に約4万2千世帯あるが、意外とスーパーは少なく、買い物に苦労している人が多いと感じている。地域の人の生活を豊かにしたい」と出店の狙いを説明。店舗事業はここ数年赤字を計上しており「市内ハーツ3店舗の中間に出店することで店舗効率を高める効果が期待できる。26年度の店舗事業黒字化を目指したい」とした。
総代会には総代ら約250人が出席した。
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