海田町で強盗の罪に問われた女「被告は共犯者の中で従属的な立場」として執行猶予付き有罪判決 広島地裁

広島県海田町で男性が死亡し男女7人が逮捕された事件。強盗の罪に問われた女に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

37歳の女は、2022年6月、海田町の事務所でほかの男女6人と共謀して、暴行を受けて反抗できない状態の男性(当時71歳)から、現金約11万円を奪った罪に問われています。

29日の裁判で広島地裁は「暴行を受けた被害者が抵抗できない状態であることを認識しながら事務所を物色した」と指摘。一方「被告は共犯者の中では従属的な立場だった」などとして懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

被告の女はすでに監禁の罪で懲役8カ月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡されていました。

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