スペイン1部のカディスCFとキットサプライヤーのMacronは28日、2023-24シーズンに向けた新アウェイユニフォームを発表した。
ここでは21日に先行で発表済みだった新ホームユニフォームと併せてご紹介したい。
Cadiz 2023-24 Macron Home
カディス 2023-24 Macron ホーム ユニフォーム
23-24新ホームユニフォームは、ラウンドネックを採用したクラシックなスタイルが登場。これは80年代のクラブ黄金期のユニデザインをモチーフとしたものだ。
袖のサプライヤーロゴの配し方がMacronのユニにしては非常に珍しいが、これも黄金期に関係する。
3季連続でラ・リーガ1部を戦うカディスだが、近年は圧倒的に2部や3部が長いチーム。だが80年代から90年代初頭は81-82、83-84、そして85-86から92-93の合計10シーズンを1部で過ごし、クラブの黄金期を迎えていた。
80-90年代黄金期ではMeybaやMassanaなど4つのサプライヤーがパートナーだったが、その全てのユニで袖に白いラインを走らせ、その上にメーカーロゴを並べるスタイルをとっていた。
今回の袖のMacronロゴはそれを再現したもので、まさに黄金期ユニを象徴するデザインの“復刻”である。
Cadiz 2023-24 Macron Away
カディス 2023-24 Macron アウェイ ユニフォーム
23-24新アウェイユニフォームは、ブラックを基調に各部をゴールドで彩るスタイリッシュな一着。これはカディスのファンでなくとも欲しくなるようなデザインだ。
前面に敷き詰めているのはクラブのエンブレム。スペインでは比較的多い逆三角形型のエンブレムには「ヘラクレスと2匹のライオン」を描くが、これはホームタウンであるカディスの紋章と同じである。
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黄金の80年代“復刻”のホームと、黄金期を讃えるかのようなブラック&ゴールドのアウェイ。そのようにも見える23-24新ユニフォームは、カディスのオンラインストアやMacronのオンラインストアで販売を開始している。
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