夏の宵、花添える8人 山形花笠まつりゲスト決まる

 第61回山形花笠まつり(山形市、8月5~7日)のゲスト陣が決まった。タレントのウド鈴木さん(鶴岡市出身)が14年ぶりに登場、俳優で劇作家の渡辺えりさん(山形市出身)や「ミスター花笠」の民謡歌手大塚文雄さん(河北町出身)ら本県ゆかりのタレントらが出演する。新型コロナウイルス禍前と同様の規模で実施される祭りを盛り上げる。

 大塚さんは3日連続で出演する。初日の5日はウドさん、歌手工藤あやのさん(山形市出身)が登場する。6日は渡辺さん、お笑いコンビ「テツandトモ」(トモの石沢智幸さんは山形市出身)が参加する。最終日の7日は、歌手朝倉さやさん(山形市出身)と演歌歌手最上川司さん(河北町出身)の顔触れとなる。

 山形花笠まつりは昨年、3年ぶりに中心市街地でパレードが行われた。参加団体は県内のみとしていたが、今年は県内外を問わずに参加できる。観客が行列の最後尾に加わる「飛び入りコーナー」や、パレードに先立ち踊りの披露や指導を行う「昼の花笠踊り」などの催しも復活する。

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