静岡市の静岡県立西高校でAR技術を取り入れた最先端の体育の授業が6月29日行われました。
AR技術を導入した最先端の授業。簡単にいえばドッジボールのような競技ですが、生徒たちが実際にボールを投げることはありません。生徒たちは頭にディスプレイ、腕にはボールをコントロールするためのセンサーをつけて3対3の試合に臨みます。生徒たちの目には映像が映し出され、相手にボールをぶつけたり、飛んでくるボールをよけたりします。
<男子生徒>
「難しいです」
<女子生徒>
「力の差とか(男女間で)ハンデがないからいいな」
手首につけたスマートフォンで、ボールの大きさやスピードを調整することができ、生徒たちは徐々にAR技術に慣れていきました。
<県立静岡西高校 判野徹スポーツコース長>
「ARを使ってはいますが実際の動きに近くなっていて、いろいろな球技につながっていくかなという感じがしています」