【中津】中津市本耶馬渓町で30日、夏の新そばが解禁された。同町曽木の「道の駅耶馬トピア」で、ざるそばをはじめ和洋のスタイルで提供している。
本耶馬渓町では、町そば生産振興協議会の会員約30戸が計約16ヘクタールで生産している。全量を耶馬トピアで石臼を使って製粉。香り高い青い実を含む全粒粉で打った芳醇(ほうじゅん)な新そばを楽しむことができる。
町内では今年、4月中旬に種をまき、6月下旬に刈り取りが始まった。耶馬トピアの高橋和美支配人(68)によると、植え付け直後などに雨が多かったことから不作となり、収穫は前年の半分の約3トンにとどまる見通し。
高橋支配人は「今年は品質は良いけれど、量が少ない。例年だと新そばを夏場いっぱい出せていたが、そこまで持つか分からない。早めに食べに来て」と話した。
ざるそば740円、トマトパスタ風そば1200円など。税込み。
問い合わせは道の駅耶馬トピア(0979.52.3030)。