乳幼児を連れて外出中に、授乳やおむつ交換などで気軽に立ち寄れる施設を、「赤ちゃんの駅」として認定し、情報発信する取り組みを、兵庫県加古川市が始めた。既に市立25施設を含む計27施設の入り口などに専用ステッカーが貼られている。登録する民間施設を募っている。
対象は、授乳スペース、おむつ交換台、ベビーチェア付き個室トイレのいずれかを、不特定多数の人が利用できる施設。授乳スペースは、壁やパーティションで仕切るなど、外部の目を気にせずに授乳できることを条件にしている。
ステッカーはA5サイズとA6サイズがある。授乳スペース、おむつ交換台、ベビーチェア付き個室トイレのうち、どれが整備されているかを表示する。
希望する施設は、市ホームページからオンラインで申請する。市職員が現地を確認した上で、ステッカーを渡し、市ホームページに掲載する。
市こども政策課は「乳幼児のいる家庭が、外出しやすい環境を整えたい」としている。同課TEL079.427.9295 (斉藤正志)