病床確保数 212床に見直し 長崎県、新型コロナ5類移行で

 長崎県は30日、県保健・医療提供体制確保計画について、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行したことに伴い、1日から最大の病床確保数を402床から212床に見直すと発表した。
 県は病床確保のフェーズを2段階に分けており、30日現在フェーズ1。173床を確保する。1日からの病床確保数は長崎65、佐世保県北33、県央44、県南14、五島5、上五島4、壱岐4、対馬4。
 県によると、県内の定点医療機関で確認された新型コロナ感染者(6月19~25日)は370人で、前週より10人増。年齢別では▽10代99人▽10歳未満66人▽40代48人-の順に多かった。一方、インフルエンザは206人で、前週より107人少なかった。

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