白バイ運転技術競う 県警交通機動隊、天童で訓練会

巧みな走りを披露する白バイ隊員=天童市・県総合運動公園特設駐車場

 県警交通機動隊(結城安志隊長)の白バイ訓練会が30日、天童市の県総合運動公園特設駐車場で開かれた。取り締まり活動が本格化するこれからの季節に向け、隊員16人が日頃の訓練の成果を競技形式で披露し、士気を高めた。

 競技は幅約30センチの板の上などを走行し、精度を競うバランス走行操縦と、主にカーブが続くコースを走り、タイムを競う傾斜走行操縦の2種目。時折強い雨が降る中だったが、隊員たちは重さ約300キロの白バイを巧みに操り、パイロンの間を難なく走行していた。

 入隊1年目の浅沼桃佳巡査(23)は「路面の状況が悪くても、取り締まりができるよう運転技術を磨いてきた。さらに練習を重ね一人前の白バイ隊員になりたい」と抱負を述べた。

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