金魚ねぷたで夏感じて/弘南鉄道が「列車」 1日から運行

弘南鉄道大鰐線の車内に取り付けられた金魚ねぷた

 これから始まる夏祭りシーズンを盛り上げようと弘南鉄道(本社青森県平川市)は7月1日から大鰐線(中央弘前-大鰐)で金魚ねぷた列車を運行する。6月30日、弘前市の津軽大沢駅構内で飾り付け作業を行った。

 沿線の5市町村でつくる弘南鉄道活性化支援協議会利用促進部会と同社などが企画し、今年で4年目。この日は、同社員らが2両編成の列車に約350個の金魚ねぷたと電飾を車窓に沿うように取り付けていった。

 金、土、日曜日と祝日の午後5時以降に出発する列車は、車内の照明を落とし金魚ねぷたの明かりのみをつける。同社営業課の五十嵐慶太朗さんは「金魚ねぷた列車で津軽の夏を感じてほしい」と話した。

 期間は8月31日まで。1日8往復運行する。運行時間などの問い合わせは中央弘前駅(電話0172-32-6449)か大鰐駅(電話0172-48-2129)へ。

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