マウント、ユナイテッド移籍でサラリーは約4倍に

写真:マンチェスター・Uへの移籍が内定したと見られるマウント ©Getty Images

チェルシーからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍について、クラブ間で合意に達したと言われているイングランド代表MFメイソン・マウント。移籍金6000万ポンド(約109億6600万円)の5年契約、1年間の延長オプション付きという条件で交渉がまとまったとされているが、マウント本人への報酬も破格なものとなるようだ。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

マウントは2022-23シーズン、チェルシーで週給8万ポンド(約1463万円)を受け取っていた。そして、ここからの大幅な昇給をチェルシー側に要求したものの、チェルシーが提示した額とは大きな開きがあったためクラブとの契約更新を断念。移籍へと舵を切ることになったのだが、マンチェスター・ユナイテッドとは週給25万ポンド(約4570万円)での契約を結ぶことになるという。

これだけでも現状からおよそ3倍となる大幅昇給だが、契約内容には成績に応じたボーナスの加算も含まれているようで、場合によっては現状の4倍近くとなる週給30万ポンド(約5480万円)まで増額される可能性があるという。

マウントはマンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督が獲得を熱望していた選手だったが、クラブ側は高額な資金を投入しての彼の獲得には消極的だったため、一時は交渉が停滞していた。

一方、チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督もマウントを新シーズンの貴重な戦力と考えており、彼をクラブに留まらせたい意向を示していたが、チェルシー側は彼を売却してクラブの収入を増やしたいという考えだった。

マウント自身の移籍希望もあってクラブ間での交渉が再開され、マウントは6歳でアカデミーに加入して以来、フィテッセとダービー・カウンティに期限付き移籍していた2年間を除く全キャリアを過ごしたクラブを離れることが濃厚に。間もなく移籍が正式に決定し、両クラブから発表されると見られている。

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