創刊145周年を迎える下野新聞社から、「ぜひ来てほしい」とリクエストを受けた。「栃木のニューヨーク・タイムズ」として、漫才に何度もご登場いただいている下野新聞。節目の年に、魅力を伝えるお手伝いがしたい!若菜社長に聞いてみっぺよ!。
「よくテレビで栃木県をPRしてくれてますね」。若菜社長は笑顔で出迎えてくれた。U字工事も見ててくれてるんだなぁ。
まずは、創刊号や歴代社屋をまとめたパネルを見ながら、社長から下野新聞の歴史を学ぶ。若菜社長は「読者との絆を大切にし、栃木県の発展に力を尽くしてきた先人たちのおかげ」と、明治から社業が続く秘訣(ひけつ)を教えてくれた。最初に、先人に感謝する言葉が出てきたことが素晴らしい。
下野新聞と言えば、地域についての情報量がピカイチ! なんと、県内の新聞購読世帯の55%は下野新聞を読んでいるそうだ。デジタル報道にも力を入れており、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の「LINEニュースアワード」では、3年連続の部門大賞を受賞している。社長は「新聞社も紙とデジタルの二刀流の時代になる」と力強く話していた。
「栃木に役立つ情報発信」への熱い思いを語った若菜社長は、こう続けた。「新聞社は新聞をつくっているだけではありません」。学童野球といったスポーツイベントや、下野教育美術展などの文化イベントも運営しており、下野新聞が活躍する分野は幅広い! 全ての事業に共通することは、「県の活性化、地域の課題解決、県民の生活向上」(若菜社長)だそうだ。
私(益子)も小学生のころ、学童野球グラフに載せてもらいとてもうれしかった覚えがある。
最後に145周年を迎えた新聞社の目標を聞いてみると、若菜社長は「地域の応援団のメディアであり続けたい」と教えてくれた。これからも県民の皆さんと共に、150年、200年と地域に根ざしていってほしい!
(U字工事・福田薫ふく(だかおる)、益子卓郎(ましこたくろう))