創刊145年で「感謝の集い」 下野新聞社 多彩な企画、約2千人楽しむ

「歌う海賊団ッ!」のコンサートで盛り上がる会場=1日午前11時5分、宇都宮市本町

 下野新聞の創刊145周年を記念した「感謝の集い」が1日、宇都宮市の県総合文化センターで開かれた。計約2千人が参加し、テレビのクイズ番組などで活躍する伊沢拓司(いざわたくし)さんの講演など多彩な企画を楽しんだ。

 下野新聞社の若菜英晴(わかなえいせい)社長はあいさつで「県民の皆さまに支えられ145年間続けることができた」と謝意を述べた。「読者の声に耳を傾けながら、150年、160年へと歩みを進めたい」と語った。

 集いは午前と午後の2部制で開催された。午前の部は、子育て中の家族を応援するエンターテインメントグループ「歌う海賊団ッ!」によるファミリーコンサート。多くの親子連れが来場し、一緒に歌ったり踊ったりしていた。冒頭、若菜社長が船長姿で登壇し、会場を沸かせた。

 午後の部では、ウェルカムコンサートとして宇都宮市出身のエレクトーン奏者倉沢大樹(くらさわだいじゅ)さんが、迫力あるエレクトーンの演奏を披露した。

 会場には下野新聞社の歴史を伝えるパネル展示や、同社の広告特集「虐待ゼロへ いのちにハグを。とちぎ」の協賛3社のブースも設置された。また、読者が一日記者を務める移動編集局も行われた。

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