セキショウやサフラン…オリエンタルな香り 別府市の大分香りの博物館が新香水【大分県】

透明感のあるオリエンタル系の香りという新オリジナル香水ウード・クラーテ=別府市の大分香りの博物館

 【別府】別府市の大分香りの博物館は1日、新香水「OUD Clarte(ウード・クラーテ)~ウードの煌き」を発売した。「鉄輪むし湯」(同市)の敷物としての使う薬草セキショウや竹田市特産のサフランなど県民になじみのある香りを取り入れた。

 ウードはアラビア語で「沈香」の意。幅広い世代で人気が高く上品な沈香を中心に、スパイシーなサフラン、柔らかく甘い香りのバニラやムスクなどで構成。オリエンタルな香調で、爽やかさ透明感もあるという。

 昨年の企画展「東アジアからもたらされた香りの世界」をきっかけに開発した。オリジナル香水としては8作目となる。

 限定千本を販売。50ミリリットルで7700円。先着100人にコットンボール付きレースサシェ(小袋)を贈る。

 同博物館は「洗練された香り。若い人も男性も身に着けてもらえそう。ぜひ利用してほしい」と呼びかけている。

 問い合わせは同博物館(0977.27.7272)。

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