全日本学生自転車選手権は最終日の2日、静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで男女各種目の決勝などを行い、女子スプリントと同500メートルタイムトライアルで八戸学院大の小原乃亜がそれぞれ頂点に輝き、2冠を達成した。小原は「収穫も課題もあるレースだった。2冠は今後の自信につながった」と喜んだ。
前回に続き、連覇を果たしたスプリントでは、序盤に先頭に出ると終始リードし続ける展開。「理想通り主導権を握れた」と満足げだった一方、500メートルではスタートの遅れが課題に挙がったという。
8月に控えるインカレに向けて「優勝は見据えている。内容的にも納得のいくレースにしたい」と意気込んだ。