オシムヘンがナポリに忠誠! クラブと街を愛すエースはファンに感謝 「みんなが僕のシャツを着てくれる」

[写真:Getty Images]

ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)がナポリに忠誠を誓った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

順風満帆の2022-23シーズンを過ごしたオシムヘン。ナポリは33年ぶりにセリエAを制覇し、32試合の出場で26ゴールを叩き出した自身は得点王の称号を獲得と、キャリア最高の1年になったことは間違いない。

一方で、活躍すればするほどメガクラブへの移籍が噂されるのが欧州サッカーの常。マンチェスター・ユナイテッドやバイエルンなどがオシムヘンに熱視線を送る今夏、ナポリは「1億5000万ユーロ(約236億5000万円)以下では売らない」と固く誓い、徹底抗戦の意向を示している。

そんななか、母国で休暇中のオシムヘン本人はナイジェリア『Soccernet』のインタビューに応じ、ナポリとファンを安心させる頼もしい言葉を紡いでいる。

「僕は世界で最も名誉あるトロフィー(セリエA)の1つを勝ち取った。もちろん僕自身にとって、これは本当に大きな出来事であり、これからどんなキャリアを歩もうと不変の意味を持つ」

「スクデットをこの上なく誇りに思うけど、今後はチャンピオンズリーグ(CL)、コッパ・イタリアも勝ち取りたいと思う。あらゆるトロフィーを歓迎するさ」

「成功のために一生懸命取り組んできた。スクデットは僕にとってクラブキャリア初のトロフィーなんだ。この味を知ってしまった今、とにかく新シーズンが待ちきれないよ(笑)」

タイトル獲得への渇望がスクデットによって増したと語るオシムヘン。ナポリのファンに向け、愛の言葉も送った。

「ナポリほどサッカーに熱狂的な街を見たことがない。誰もが選手を愛し、子どもたちも僕を愛してくれる。多くの人たちが僕を称え、そして僕のシャツを着てくれている」

「これらが何を意味するかは明白だよ。僕にとってナポリより良い場所はないということだ。ナポリを選んだ過去の選択は間違っていなかったし、これからも恩返ししていきたい。ナポレターニ(ナポリ人)への感謝の気持ちを思い浮かべると、僕はいつだって笑顔になる」

© 株式会社シーソーゲーム