ドジャース・カーショウが左肩痛で故障者リスト入り 球宴回避へ

日本時間7月4日、ドジャースはクレイトン・カーショウを左肩痛により15日間の故障者リストに登録したことを発表した。カーショウは日本時間6月28日の前回登板以降、左肩の痛みに悩まされており、炎症を抑える注射を受けて数日間投球を禁止されたあと、キャッチボールをできる状態まで回復したものの、今季初の故障者リスト入りを回避することはできなかった。キャリア10度目のオールスター・ゲームに選出されたばかりで、ナショナル・リーグの先発投手候補にも挙げられていたが、オールスター・ゲームには出場できないことが確定した。

現在35歳のカーショウはメジャー16年目の今季、ここまで16試合に先発して95回1/3を投げ、10勝4敗、防御率2.55、105奪三振の好成績をマーク。通算200勝のマイルストーンに到達し、通算3000奪三振も狙えるペースだったが、左肩痛により小休止を強いられることになってしまった。10勝はリーグ最多タイ、防御率2.55はリーグ3位の数字であり、105奪三振もリーグ9位タイにランクイン。9年ぶり4度目のサイ・ヤング賞を狙える好成績を残し、2年連続でオールスター・ゲームの先発投手を務める可能性もあったが、デーブ・ロバーツ監督は「彼に少しリセットの時間を与えるとしたら今だろう」と無理をさせないことを選択した。

オールスター・ブレイク直前のタイミングで、シェーン・マクラナハン(レイズ)も故障者リスト入りしており、昨年に続いて2年連続でオールスター・ゲームの先発マウンドに立つことを有力視されていた2投手が揃って戦列を離れることになった。なお、「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者はマクラナハンとカーショウの離脱を受け、オールスター・ゲームの先発投手の候補として、アメリカン・リーグは大谷翔平(エンゼルス)とゲリット・コール(ヤンキース)、ナ・リーグはマーカス・ストローマン(カブス)、ザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス)、スペンサー・ストライダー(ブレーブス)の名前を挙げている。

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