東京ヴェルディは4日、鹿島アントラーズのFW染野唯月(21)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。
移籍期間は2024年1月31日までとなり、鹿島との全ての公式戦に出場できない。
染野は鹿島の下部組織育ちで、尚志高校から2020年に鹿島に入団。ケガなどもあり満足いく出番が得られないと、2022年7月に東京Vへと期限付き移籍する。
東京Vでは明治安田生命J2リーグで16試合に出場し4得点を記録。今シーズンは鹿島に戻ったが、ここまで明治安田生命J1リーグで5試合、YBCルヴァンカップで3試合1得点、天皇杯で1試合1得点に終わっていた。
2年連続でシーズン途中に東京Vに加入する染野は、両クラブを通じてコメントしている。
◆東京ヴェルディ
「また東京ヴェルディのユニフォームを着て皆さんと一緒に戦うことができ、今からワクワクしています」
「J1昇格の力になれるよう、チームの勝利のために全力で頑張ります」
◆鹿島アントラーズ
「この決断をするまでに色々な感情がありましたが、自分は今環境を変えて成長したいと思い、移籍を決めました。アントラーズに復帰して、厳しい競争のなかで過ごした日々ときちんと向き合い、自分の価値を結果で示せるよう頑張ってきます」
現在J2で2位につける東京Vは、2008年以来16年ぶりのJ1昇格に向けて大きな補強となった。