イタリアの希望・ニョント、新天地はエバートンに? A代表デビューから1年で順調に成長

[写真:Getty Images]

リーズ・ユナイテッドのイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(19)に複数のクラブが関心を寄せているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

2大会連続でワールドカップ(W杯)行きを逃しているイタリア代表の希望の星の一人であるニョント。昨年6月のドイツ代表戦でデビューを飾って以降もロベルト・マンチーニ監督から招集され続け、19歳にしてA代表通算11試合1得点を記録している。

クラブキャリアでは、インテルの下部組織時代にファーストチーム昇格を蹴り、スイスのチューリッヒへと移籍。ここでの活躍が認められて昨年9月にリーズ行きを掴むと、少しずつプレータイムを伸ばしていき、プレミアリーグ1年目のシーズンは公式戦28試合の出場で4ゴール4アシストという数字を残した。

その一方、チームがチャンピオンシップ(イングランド2部)降格となったこともあり、将来有望なニョントは1年での退団の噂が絶えず。移籍市場に精通するジャーナリスト、アルフレッド・ペドゥーラ氏によると、アストン・ビラ、エバートン、フライブルクが関心を寄せているという。

リーズの要求額は2500万ユーロ(約39億4000万円)で、イタリア『Sportitalia』によれば、現段階で新天地の最有力はエバートン。ただ、アストン・ビラとフライブルクもここ数日でリーズに照会を求めるなど本腰を入れ始めており、移籍金の支払いも可能であるとのことだ。

昨シーズンは本職である左右のウイングのみならず、センターフォワードや2列目中央でも起用され、貴重な経験を積んだニョント。リーズを離れる可能性は限りなく高いとされ、良い新天地を見つけられれば、さらなる飛躍も期待できるだろう。

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