湊小、砂浜のごみ拾いで表彰 日本善行会 唐津第一中、青翔高も

日本善行会から表彰状と盾を受け取った湊小の児童=唐津市の同校

 海水浴場の砂浜のごみ清掃に取り組んでいる唐津市の湊小が、日本善行会から春季善行表彰を受けた。

 同会はボランティアを行う個人、団体の善行をたたえ、年2回表彰している。湊小は、近くの北浜海水浴場や離島の神集島で、海岸のごみ拾いを長年実施している。

 4日の全校朝会で、同会唐津支部の藤元秀幸支部長(77)が代表の6年生に表彰状を手渡し、「ごみ拾いをするきれいな心を大事に、長く続けてほしい」とエールを送った。6年の松本桃花さんは「これからの海開きの後は、特にごみが増える。湊の海は水が澄んできれいなので、自分たちで守っていきたい」と話した。

 同校のほかにも、唐津くんち前後に街中の清掃を行ってきた唐津第一中生徒会、アサリの漁場を復活させようと生育調査に取り組む唐津青翔高環境部が表彰された。(横田千晶)

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