ごみ拾いで世界を目指す 鶴岡・由良で「スポGOMI」県予選

競技時間内でごみを拾い集める出場者たち=鶴岡市由良

 ごみ拾いに競技性を持たせた「スポGOMI」の初のワールドカップ(11月、東京)の県予選が8日、鶴岡市由良の香頭ケ浜で行われた。県内と新潟県村上市から25チームが出場し、村上市の親子による「しのさく」が全国大会への出場を決めた。

 ワールドカップは日本財団が企画、支援する。世界約20カ国で予選を実施し、国内でも各都道府県予選を経て10月の全国大会で日本代表が決まる。一チーム3人で、1時間で回収したごみの量や内容を競う。県予選は「海と日本プロジェクトin山形」が運営し、雨のため競技時間を30分に短縮して行った。

 子どもをはじめ、誰でも優勝が狙えるよう「走らない」などのルールを設けている。小中学生とその母親による「しのさく」は大人だけのチームも抑えて栄冠を獲得。「全国でも優勝したい」と誓った。

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