ここを食べずして塩ラーメン好きを語るなかれ!札幌で味わう無化調「塩ラーメン」

1999年創業のラーメン店

札幌市営地下鉄南北線の麻生駅から歩いて3分ほどの丘珠空港通り沿いに店を構える『北山龍』。
札幌市の中心部からは少し離れたところにある、1999年創業の無化調の旭川ラーメンが食べられる丁寧な接客も好印象なお店です。

清掃が行き届いた非常に綺麗な店内はアットホームな雰囲気で、席はL字型のカウンター7席のみです。

メニューは「しおラーメン」、「醬油ラーメン」、「みそラーメン」の3種類の味を基本に、「ジンジャーソルトラーメン」、「ブラックソルトラーメン」、「カレーラーメン」、期間限定の「ざるラーメン」が並びます。

1番人気の「しおラーメン」は3億8千年前のチベットの海底岩塩、沖縄焼塩、愛媛の伯方島の塩、内モンゴルの塩湖の塩、赤穂のにがり塩の5種類の塩やこだわり食材を使用した、旭川の正統派ラーメンを究極まで突き詰めた完成度の高いラーメン!

白濁したとろみがあるスープは豚骨、鶏ガラ、煮干し、野菜などを10時間煮込んだ出汁に、5種類の塩をブレンドし仕上げられています!

一口すすると塩の尖った感じは無く、マイルドだけど動物系のコクと深みが波の様にじんわりと押し寄せてきます。

豚骨や煮干しと塩を上手く組み合わせているラーメンは他にもたくさんありますが、こちらのラーメンは塩そのものの旨さが群を抜いている印象です。

麺は旭川ラーメン御用達の加藤ラーメンの中細縮れ麺!

低加水率の麺はやや硬めの茹で加減で、軽快な歯切れが特徴。旨みの強いスープの絡みや吸い込みがよく、時間を追うごとにどんどんスープと馴染んでいく麺です。

具はチャーシュー、メンマ、斜め切りの葱!

スライサーでその都度切られるホロホロのチャーシューは塩味と醤油味の2種類を作り、塩系のラーメンには塩チャーシューを使用しています。また手間暇かけ作られる細切り塩メンマは、ほどよい硬さを残した格別の逸品です。

〆は残った塩ラーメンスープ作るおじやがオススメ!スープに米を入れた後に溶き卵をかけ、刻みチャーシューを少しのせて提供されます。

麺と一緒に食べた時よりも、塩の旨さを存分に感じることができます。

一般的な塩ラーメンの概念を超える味わいの一杯!札幌に訪れた際はぜひ一度ご賞味あれ!

北山龍

〒001-0045 北海道札幌市北区麻生町2丁目4−8 麻生II-1F 高本ビル

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*この記事は2023年5月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ニッポンごはん旅・編集長

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