ディバラがローマ残留を示唆、プレシーズンに向けて旅先から帰還 「明日からトレーニングが始まる」

[写真:Getty Images]

ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(29)が自らの将来を示唆した。イタリア『laroma24,it』が伝えている。

昨夏にユベントスを離れ、フリーでローマへと移籍したディバラ。加入1年目から主力として公式戦38試合に出場し、18ゴール8アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)準優勝などに貢献した。

ローマとの契約を2025年6月まで残しているディバラだが、最近はチェルシーからの関心が取り沙汰されていた。ローマの契約にはイタリア国外のクラブに有効な1200万ユーロ(約18億7000万円)の契約解除条項が存在するようで、チェルシーがディバラの代理人に接触を図ったとも言われている。

当のディバラはF1のイギリスGPを観戦するためにシルバーストーンを訪れていた模様。10日から始まるローマのプレシーズントレーニングに備え、9日の夕方にはローマに戻ってきたという。空港で去就について尋ねられると、微笑みながらこのようなコメントを残した。

「旅で少し疲れているだけだ。僕がここ(ローマ)にいて幸せか、ここに残るのかって? そのつもりだし、明日からトレーニングが始まるよ」

夏の移籍市場閉幕までまだまだ時間はあるが、本人の言葉通り今季はローマに留まることになるのだろうか。

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