女子高校生(17)が横断歩道ではねられ意識不明の重体 「気が付かなかった」大学講師の女(55)を現行犯逮捕 過失運転傷害の疑い 広島

10日、広島県呉市で横断歩道を渡っていた女子高校生(17)が、走ってきた乗用車にはねられました。女子生徒は意識不明の重体です。警察は乗用車を運転していた大学講師の女(55)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しています。

事故があったのは、呉市焼山北3丁目の交差点です。

警察によりますと、10日午後9時35分ごろ、交差点を歩いて渡っていた女子高校生(17)が、走ってきた乗用車にはねられました。

女子生徒は呉市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体だということです。

警察は乗用車を運転していた呉市焼山東の大学講師の女(55)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。

女は事故を起こしたことは認めているということですが、「信号機が赤になっていることも、歩行者にも気が付かなかった」などと話しているということです。

現場は押しボタン式の信号機がある交差点で、警察は事故当時の信号の状況など事故のいきさつを詳しく調べています。

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