サッカーのアメリカ女子代表は9日、ワールドカップに向けた壮行試合でウェールズと対戦。
序盤からアメリカが試合を支配するもなかなかゴールが生まれず。焦れる展開の中で結果を残したのは、後半からアレックス・モーガンに代わり投入されたトリニティ・ロッドマンだった。
76分にソフィア・スミスのラストパスをゴールへ流し込むと、
87分には高い位置でボールを奪い、そのまま自らトップコーナーへ見事なシュート!
ワールドカップ3連覇を目指すアメリカがロッドマンの2ゴールにより2-0の勝利を収めている。
横山久美や宝田沙織が過去に在籍していたワシントン・スピリットに所属する21歳のロッドマン。
シカゴ・ブルズ黄金期のメンバーとして知られるNBAレジェンド、デニス・ロッドマンを父に持つことでも知られるストライカーだ。
横山、宝田とともにプレーした2021シーズン、ロッドマンはチームをNWSL優勝に導くと同時に年間最優秀新人賞を受賞。昨年アメリカ代表デビューを果たし、ここまで18試合で4ゴールを記録している。
アメリカの次代を担うスターとして大きな注目を集めており、自身初のワールドカップでどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。
すでにワールドカップの開催地であるニュージーランドのオークランドに入ったアメリカ代表チーム。
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グループステージでは、22日にベトナム、27日にオランダ、8月1日にポルトガルと対戦する。