県立図書館アクセス道 山側環状と20日接続

20日に供用が始まる県道小立野旭町線=金沢市小立野2丁目(ドローンから)

 石川県立図書館前(金沢市小立野2丁目)と金沢外環状道路山側幹線(山側環状)をつなぐアクセス道路が20日、開通する。図書館の利用者増加が見込まれる夏休みを前に混雑緩和が図られる。

 供用開始となるのは、県立図書館と金沢美大新キャンパスに挟まれた県道小立野旭町線と、県道芝原石引町線を結ぶ112メートルの区間で、小立野旭町線の全507メートルが通行可能となり、山側環状につながる。

 アクセス道路は、県道金沢湯涌福光線から県立図書館前を結ぶ1期区間が昨年7月の図書館オープンに合わせて開通したが、山側環状方面とつながる2期区間は供用されていなかった。このため、図書館利用者の車が県道金沢湯涌福光線側に集中しており、週末を中心に道路が混雑していた。

 県は今後、芝原石引町線の拡幅工事を進め、8月末で全ての工事を完了させる。

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