レイザーラモンHG 兵庫の地元「ふるさとPR大使」に任命され、悔しがった芸人名明かす「僕だけ何もない、と」

佐伯謙作町長(右)と「播磨町フォー」と声を合わせるレイザーラモンHGこと住谷正樹さん=兵庫県播磨町東本荘1、播磨町役場

 兵庫県播磨町は12日、同町出身のお笑い芸人のレイザーラモンHG(本名・住谷正樹)さん(47)を「播磨町ふるさとPR大使」に任命した。同町役場で委嘱式があり、HGさんは「普段の芸風からしたら、よく任命していただけたと思う。活動を通じて少しでも多くの方に播磨町の魅力を伝えたい」と話した。

 HGさんは同町立蓮池小学校から播磨中学校、加古川東高校に進んだ。1997年に相方のRGさんと漫才コンビ「レイザーラモン」を結成した。2001年に吉本新喜劇に入団し、黒いエナメルスーツ姿で「フォー」と叫ぶキャラクターで一世を風靡(ふうび)した。

 佐伯謙作町長から委嘱状を受け取ったHGさんは「陣内智則さんが加古川市で大使になり、僕の任命が今回決まると、加古川市出身で同じ芸人のバイク川崎バイク(BKB)が『僕だけ何もない』と悔しがっていた」と笑いを誘い、「大使として少しでも地元に貢献したい。播磨町フォー!!」と絶叫した。(宮崎真彦)

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