宇都宮大学などが開発したカードゲームで「SDGs」の理解深める

 持続可能な開発目標「SDGs」について身近に感じてもらおうと、宇都宮大学では12日、カードゲームを使った講義が行われました。

 宇都宮大学で行われた講義は、宇都宮市の職員が講師を務め、学生約60人が出席しました。

 講義で使ったのはSDGsの達成に向けて身近な取り組みを学ぶことができるカードゲーム「SDGsMatch」です。

 宇都宮大学の地域デザイン科学部の学生と、市や地元の企業などが参加するSDGsの普及・啓発団体が2年の歳月をかけて開発しました。

 ゲームは、山札に書かれている社会問題について解決に向けた取り組みに近いものを手札の中から出します。

 山札と手札の裏面には、関連するSDGsのアイコンがそれぞれ示されていて、一致している数が最も多かった人が手札を減らすことができます。手札をすべてなくすことができた人の勝利です。

 学生たちは、グループ内で身近な取り組みについて話し合うなど楽しみながらSDGsへの理解を深めていました。

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