夏本番、弾ける笑顔! 神戸・須磨海水浴場で海開き 飲酒禁止のスマイルビーチも設置

元気よく海に入る幼稚園児ら=13日午前、神戸市須磨区、須磨海水浴場(撮影・斎藤雅志)

 神戸市須磨区の須磨海水浴場が13日、海開きした。待ちわびた園児たちが一斉に海に飛び込み、打ち寄せる波に歓声を上げた。

 同海水浴場では、親子連れらが安心して遊べるよう、昨年に続いて入れ墨の露出や酒類の持ち込み、飲酒などを禁止する「スマイルビーチエリア」をJR神戸線の須磨駅前と須磨海浜公園前の砂浜2カ所に設置。クラゲよけのネットを張って安全な遊泳エリアを確保している。

 今年も猛暑が予想され、海水浴場の西側にはパラソルエリアを、東側には高さ約2.4メートル、幅3メートル、全長約50メートルの「日よけ」を備えた。海の家は5店舗が営業する。

 須磨海浜公園前のスマイルビーチでは、同市長田区の近田幼稚園の園児ら約80人が一番乗り。肩まで海につかったり、水を掛け合ったりして海遊びを満喫した。園児の一人(5)は「波が首ぐらいまで来てめっちゃ楽しかった。今年もたくさん海に行きたい」と笑顔で話した。

 同日、アジュール舞子海水浴場(同市垂水区)でも海開きが行われた。須磨、アジュール舞子ともに海水浴場の開設は8月27日まで。遊泳時間は午前9時半~午後5時。(末吉佳希)

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