通天閣など大阪の風景と猫、梅田で写真家・岩合光昭の企画展

ドキュメンタリー番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』(NHK BSプレミアム)でお馴染みの写真家・岩合光昭による新作写真展が、「阪急うめだ本店」(大阪北区)にて7月12日より開催中だ。

7月12日よりスタートした『写真展 岩合光昭の日本ねこ歩き』

半世紀近く動物を撮り続けている岩合が、世界各国の愛くるしいねこの姿を追った『岩合光昭の世界ネコ歩き』の10周年を記念した同展。展示作品の舞台は日本に絞り、春・夏・秋・冬の4つのセクションで約160点を展示、本邦初公開の新作も多く登場する。

雪が積もる日本海の漁村に住むねこや、金物町の工場に住むねこ・・・その土地に暮らすねこの様子だけでなく、街の風景をも楽しむことができる点が見どころのひとつ。美しい四季と日本の風景の描写が相まって、まるで旅行に行ったような気分に。展示作品1つひとつに付けられている岩合のコメントにも注目だ。

全国巡回している同展だが、同会場限定で『大阪のねこ』9枚がお披露目される。通天閣でお馴染みの「新世界」や大東市の「野崎観音」など、関西人に馴染みのある土地に住むねこの様子が切り取られている。

同会場限定の『大阪のねこ』は全9枚

担当者は、「コロナ禍に癒やしを求め、ペットを飼う人が増えているそうです。写真を見ることで、少しでも心の癒やしになってもらえたら」と語る。

『写真展 岩合光昭の日本ねこ歩き』は7月12日~8月7日の期間で開催。会場は「阪急うめだ本店」9階「阪急うめだギャラリー・アートステージ」にて、時間は10時~夜8時(最終日は18時閉場)。入場料は当日一般800円ほか。

取材・文/ナグモナツミ

『写真展 岩合光昭の日本ねこ歩き』

期間:2023年7月12日(水)~8月7日(月)
時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)
会場:阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー・アートステージ(大阪府大阪市北区角田町8−7)
料金:一般・大人800円・小中高学生600円

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