せっかく素敵な男性と付き合えても、自分の態度や発言がもとになって別れを招いてしまう場合があります。
それでは、せっかく捕まえた恋を失恋に導かないためにはどうすればよいのでしょうか?
今回は、一度付き合ったら逃したくない男性の特徴や、失恋を防止する方法などを紹介します。
こんな男性は逃さないで!
先日、Z世代の女性たちから聞いた話です。
元カレから振られたときの最後の言葉が「他の女性を好きになった」だそうです。私はショックを受けました。
この話を受けて、“結婚したい独身のプロ”の私はこれまでに関わった男性たちの優しさを感じたものです。
他に好きな女性ができたことが原因で別れを決めた男性も、これまで付き合ってくれたことに感謝していたし「他の女が好きになった」などと言わなかったからです。そこにはダンディズムがあったと思います。
「他の女が好きになったから」と平気で明かす男性は、私からすると「なんて子どもっぽいんだろう」と彼らの幼さが目につきました。
しかし別の見方をすると、このような優しさのかけらもない男性は未練なしで別れられるということですね。
では一方で、付き合ったら逃したくない、男性とはどのような男性なのでしょうか?
1: 人として認めてくれる
最初からずっと女性としてだけ扱う男性は、恋愛か性愛の対象と捉えましょう。性のつながりから始まってもやがて愛情を求めるもの。性だけのつながりはいつか終わりがあります。
対照的に、人として認めてくれる男性はコミュニケーションもスムーズになり、互いに成長しあえる存在になるでしょう。
こんな男性を逃してはなりません!
2: バランス感覚がある
バランス感覚のある男性はモテます! 一緒にいると安心できるためです。
もしあなたが少し偏りのある個性的な人間なら、バランス感覚が優れている人に惹かれるはず。
3: しっかりと会って会話をしてくれる
ラインだけで全てを完結するしようとする男性は恋愛に向かないことも。友達以上恋人未満で終わってしまうことも多いでしょう。
会う時間をなるべく取りたい、会って会話をしたいという男性は安心できますね。
このような誠実な男性も、逃したくない男性の特徴です。
失恋しないために!4つの防止策とは
1: 過剰なアタックは控える
フランスの巨匠、フランソワ・トリュフォー監督の名作『アデルの恋の物語』は、一度だけ愛し合った男を外国まで追いかけるほど夢中になった女性の恋物語。
悲しいことに彼は関係は終わったと冷たく突き放します。あきらめきれなかったアデルは、遂に狂ってしまうというとても悲しい結末です。
このように、相手に「好き」と攻めまくると、相手は引いてしまいがちになります。
恋するあまり相手も周囲も見えなくなってしまうのは、本人が純粋だから。純粋ゆえに傷ついてしまうことも多いので、まず自分自身を守りましょう。
2: 嫉妬と束縛はほどほどに
瞳さん(仮名・27歳)は、22歳の時に熱烈に好きだった恋人に浮気をされたことが原因で、次に付き合った彼に嫉妬と束縛。スマホのLINEを常にチェックしたため、振られてしまったそうです。
失恋の痛手を抱えていた瞳さんは、たまたま立ち飲みで知り合った20歳年上のバツイチおじさんと趣味が同じだったため、意気投合してつきあうことに。
「嫉妬すると嬉しそうだし、束縛すると喜ぶし。おじさんとはうまくいっていました」
おじさんに自分の恋愛癖(嫉妬と束縛)を受け入れてもらってから、悪い癖を克服できたそうです。
3: 八方美人になりすぎない
どんな男性にも愛想よくしていると、彼氏に嫉妬されたり疑われたりすることも。
あなたの彼氏が他の女性達に好かれるようなことをすると嫉妬を感じるように、男性も嫉妬と同時に信頼をしていいのかと不安になるものです。最悪、別れにつながってしまうこともあります。
ついつい他の男性にいい顔をしてしまう傾向にある場合、彼氏には「好きなのはあなただけ」とアピールしておきましょう。
4: 相手の優しさに甘える
これまでやんちゃな男やドS男に振り回されていた結衣菜さん(仮名・29歳)は、結婚するなら優しい男性と決めて婚活します。
やっと理想の男性に巡り合えますが、優しい彼氏に愛されているという油断から、自分の話をすることに夢中になり、彼の話をあまり聞こうとしなくなります。連絡は彼氏から、デートプランも相手にまかせっきり。
メッセージの返信も遅れがちになると、ある日突然、彼氏から「もう付き合えない」と振られてしまったのです。修正しようにも相手の心は完全に冷めてしまったので、手遅れでした。
優しい男性の心の底にあるのは、他の男性と同じように「自分を愛してほしい」という願望です。
それを言葉にしないため、気持ちがわかりにくくなるのですが、男性の優しさは愛情を求める行為の表れの一つと理解しましょう。
自分から「別れたい」と思ったら…
こちらから別れ話をする場合、トラブルを避けるためにもできるだけ相手にを傷つけずに別れたいものです。どのような方法があるのでしょうか?
1: 病んでいるフリをする
相手も自分も傷つかずに別れるには一番の方法かもしれません。
特にメンタルが病んでいる男性には、こちらも「私も病んでいます」と示すのが効果的です。
ただし共通の友人や知り合いのいない相手限定の方法です。共通の友人などがいる場合、そこを経由して「実は病んでいるわけではない」ということがバレてしまう可能性があるためです。
2: 物理的な距離ができると話す
海外や地方に仕事で行くことになった、などの物理的な距離が発生するということを伝えるのも効果的です。
不可抗力で離れることになったといえば、相手も「仕方がない」と諦めてくれるでしょう。
もし「遠距離でもいいから」としつこく食い下がってきたら、「近くで素敵な人と出会うかもチャンスをつぶしてはいけないから」と相手を気遣うフリをしてやんわりと断りましょう。
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せっかく素敵な男性と付き合っても、こちらが原因で別れを招いてしまうのは辛いものです。
常に相手の気持ちを考えながら、独りよがりにならずに行動してみましょう。
今回紹介した方法を参考に、彼氏と長続きできる方法を模索してみてくださいね。
(mimot.(ミモット)/ 夏目 かをる)