神戸でクビアカツヤカミキリの成虫2匹 桜や桃の木を食い荒らす特定外来生物、西区での発見は初めて

神戸新聞NEXT

 兵庫県と神戸市は14日、桜や桃の木に寄生して食い荒らす特定外来生物クビアカツヤカミキリの成虫2匹が、神戸市西区で見つかったと発表した。12日に市民が見つけてその場で捕殺し、県に通報した。西区での発見は初めて。

 クビアカ-は昨年6月に県内で初めて成虫が見つかり、幼虫のふんと木くずが混ざった「フラス」が複数の木で確認されていた。県などは防除ネットを巻いて繁殖が広がらないように対策。成虫を見つけた場合、その場で殺処分して通報するよう呼びかけている。県自然鳥獣共生課TEL078.362.3389

© 株式会社神戸新聞社