ドラフト注目の155キロ左腕 東洋大・細野晴希投手「心配性・不器用」と自己分析も… 天谷宗一郎さん「カープにフィットする」

今回、RCC野球解説者の 天谷宗一郎 さんが調査するのは、カープがことしのドラフト上位候補としてリストアップしている東洋大学 4年の 細野晴希 投手。

身長180センチの左腕から投げ下ろされるマックス155キロの直球と、完成度の高い変化球が武器で、ことしのドラフトでは、複数球団の1位競合が予想される即戦力の左腕です。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
「こんにちは。よろしくお願いします。天谷です」

東洋大学 4年 細野晴希 選手
― ピッチングの特徴は?
「特徴は、いろんな変化球がある程度、投げられることかなと思います」

― 最速が155キロと書いてあったんですけれども、ストレートと変化球、どちらに自信がある?
「力を入れたときのストレートとかは、あんまり打たれることが今のところないので。どっちかと言ったらストレートの方が自信はあるかなと思います」

― 変化球の球種は?
「今までけっこうスライダーを使っていたんですけど、ことしからカーブをけっこう使うようになって、今回のリーグ戦はカーブとストレートと、あとは落ちる系を中心にやっていました」

― 自分の中でどういう性格だと思っています?
「けっこう心配性というか、保険をかけちゃうタイプなんです。やる前が、ぼく、けっこう不器用で、最初からうまくいくことって、あんまりないんですけど。ただ、やっていったら、だんだんできるようになることが多くて。最初はけっこう自信ないことが多いですね」

― 絶対、そっちの方がいいと思う。自分が知っているのは、丸(佳浩)選手とか本当に不器用。けど、同じことを愚直にやっているから、あれぐらいの選手になるから。そこはそのままでいいと思うけど、自信を持ってほしい。
「はい」

― これ、すごく難しいと思う。カープの印象とかってあります?
「昔、すごくプロ野球を見ていて、ぼく、ゲームで天谷選手(のキャラクター)を使っていて、そこらへんのほうが、東出(輝裕)選手とかの方がピンと来るっていうか」

― これはもうドラフト1位で行くしかないよ。中学校とか小学校のときに?
「…の方が(プロ野球を)いっぱい見ていたかなという…。はい」

― いや、それはもうありがたい。

取材ディレクター
「天谷さんを知っていましたか?」

細野晴希 選手
「知っていました。ホームランをキャッチする人…」

天谷宗一郎 さん
「(キャッチ)する人じゃなくて、1回だけしましたけど。ああ、知ってくれていましたか」

細野晴希 選手
「いや、もちろんです」

天谷宗一郎 さん
「ありがとうございます。ぜひ、広島で待っています」

細野晴希 選手
「がんばります」

◇ ◇ ◇

青山高治 キャスター
「いや、ゲームで使っていた天谷さんが自分に会いに来てくれたって…」

天谷宗一郎 さん
「どうなんですかね? ぼくも知っていてくれて、すごくうれしいなと思ったんですけれども。印象として『心配性』と言っていただけあって最初、すごく口数が少なかったんですね。徐々に心を開いてくれて、ああいうふうに笑顔を見せてくれたんですけれども。『不器用』と言っていたのも、カープの練習量にすごくフィットするんじゃないかなと思います。ブルペンで直接、見たわけではないんですけれども、秋の大学のリーグ戦で185球完投。それぐらいのタフさを持っているピッチャーなんですよね。スカウトの方、どうでしょうか?

(RCC「イマナマ!」カーチカチテレビ 7月10日放送より)

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