文具や雑貨を「ごほうび」に 石丸文行堂「フェスタ」 16日まで長崎市の出島メッセ

国内外の文具メーカーや専門店がずらりと並ぶ会場で「ごほうび」探しを楽しむ来場者=長崎市、出島メッセ長崎

 日常に彩りを添える文房具や雑貨などを一堂に集めた「ごほうびフェスタ」が15日、長崎県長崎市尾上町の出島メッセ長崎で始まった。今年で創業140周年を迎えた文房具専門店、石丸文行堂(同市)が4年ぶりに開催。国内外の文具メーカーや作家が約90のブースを出店し、限定品や新商品もある。16日まで。
 同社のデザイナー田口智子さん(40)がイベントの名付け親。日々の仕事や家事、育児などを頑張る人たちに、自分や身近な人への「ごほうび」として厳選した商品を買ってほしいとの願いを込めた。田口さんは「作家さんのこだわりを聞くなど、普段はできない非日常の会話も楽しんでほしい」と話す。
 会場には30社以上の国内文具メーカーが並ぶ「文房具ゾーン」、国内外のペン作家やインク専門店が集う「ペンフェスゾーン」、雑貨や食品の地元生産者らと触れ合える「Jimoゾーン」がある。一部の店舗は「ごほうび」として、会場限定の商品を販売したり、おまけやくじ引きなどのサービスをしたりする。
 育児世代向けフリーペーパー「ワイヤーママ長崎」とのコラボで「ワイヤー夏マルシェ」も同時開催している。


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