米沢市で今月いっぱい開催されている最上川源流よねざわ紅花まつりのメインイベントが16日、同市山上地区で開かれ、紅花の魅力を伝える多彩な催しが展開された。
紅花を活用し地域活性化につなげようと最上川源流よねざわ紅花プロジェクト推進協議会が主催。山上コミュニティセンター周辺を会場に、紅花染めやすり染め、花摘みなどの体験イベントをはじめ、高校生の探究活動紹介、かるた制作に向けたアイデアを募集するブースなども並んだ。
花摘みをした来場者は、とげに苦戦しながらも手に取った花の美しさにほれぼれ。紅花染めは紅餅を使った昔ながらの手法で行い、同市の塩井保育園年長小野義（ただし）ちゃん（6）は「上手にできてうれしい」と仕上がりに大満足。見て触れて、紅花を堪能していた。
