佐賀市の県護国神社そばを流れる多布施川に15日、水遊び場がオープンした。今年で39回目となる夏の風物詩で、初日は安全祈願祭と開所式が行われた。
安全祈願祭には、市や地元自治会の関係者、日新、勧興両校区の子ども会代表の児童らが参加し、無事故を祈って玉串を奉納した。開所式では、坂井英隆市長が「まちなかに水遊び場があるのは全国でも珍しい。これからも子どもたちに引き継いでいきたい財産」と述べ、式典出席者らとともにテープカットを行った。当初予定されていた水遊びイベントなどは、先日の大雨の影響による増水のため中止された。
式典に参加した佐賀大附属小6年の南雲有(なぐも・ゆう)さんは「夏休みに友達と一緒に利用したい」と話した。水遊び場は8月21日まで(8月13~15日と悪天候の日は休み)の午前10時~午後4時に、無料で利用できる。(伊東貴子)