【高校野球神奈川大会】慶応が8強入り 3安打3打点の主将・大村「チーム一つにまとまってきた」

【慶応―市ケ尾】1回裏慶応2死満塁。大村が左前に2点適時打を放つ=サーティーフォー相模原(石井 啓祐写す)

◆慶応8-1市ケ尾(7回コールド)

 慶応の主将大村のバットが振れてきた。1点を先制した直後の初回2死満塁、「決していい当たりではないけど自分らしいヒット」と三遊間を破る2点タイムリー。五回には一、二塁間を破る適時打を放つなど3安打3打点を記録した。

 4回戦までの3試合は無安打。「引退した3年生に打撃投手をやってもらったり、トスを上げてもらったりした。みんなの努力の結果の3安打」と感謝した。

 優勝候補筆頭として危なげない戦いぶりで8強入り。「やっとチームが一つにまとまっている実感がある。絶対に日本一になるんだというのが形になってきた。さらに結束力を高めて日本一に向けて頑張りたい」と意気込んだ。

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