氷の感触確かめる バックスが今季初の氷上練習

今季初の氷上練習に臨むバックスの選手たち=日光霧降アイスアリーナ

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは17日、日光霧降アイスアリーナで今季初の氷上練習を行った。9月16日に同アリーナで迎える開幕戦に向け、本格的なトレーニングがスタートした。

 チームは6月26日に若手選手中心の合同自主トレーニングを開始、今月3日には全体トレーニングも始めている。この日は新入団を含む全20選手が参加。練習は午前8時ごろ始まり、スケーティングやパスをつなぎながらのシュート練習などに約1時間半汗を流した。

 DF佐藤大翔(さとうひろと)主将は「初日なのでパスがずれる場面もあったが、楽しくやれた。ベテランの域に入っているので、若い選手の能力を伸ばせるようにも貢献したい」と意気込む。

 新加入で日光東中出身のGK大塚一佐(おおつかいっさ)は「アンダー(20歳以下)の代表合宿で氷には乗っていたので、しっかり動けた。積極的に声を掛け合いながら臨めた」と振り返った。

 今後は実戦練習を重ね、8月19日に同会場で行われる東北とのプレシーズンゲームに臨む。藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督は「久しぶりの氷上ということで楽しそうにやっていた。初日としてはまずまずの動きだった」と語った。

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