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NPO法人長崎市美術振興会(笹田末人理事長)の「第21回長崎アートフェスティバル」が18日、長崎市出島町の県美術館県民ギャラリーで始まり、会員らの力作416点を展示している。23日まで。
会員の研さんの場として毎年開催。日本画、南画、水墨画、洋画、写真、工芸、デザインの7部門に、色彩豊かな風景や人物を描いた絵画、長崎の日常を切り取った写真など個性あふれる作品が並ぶ。一般参加を募った「ニャンちゃん&ワンちゃん写真展」もあり会場を和ませた。
会員になったばかりという諫早市飯盛町の会社員金松明彦さん(63)は思い出に残る魚売りの行商リヤカーを木工で再現。「来館者から制作意図などの質問も受けた。評価してもらえることがうれしい」と話した。
関連イベントとして、写真フォーラム(20日午後1時半)、ワークショップ「エコバッグを作ろう」(23日午後2時、300円)も予定している。