芸備、姫新、因美のJRローカル線の存続へ活動/岡山、鳥取、兵庫県の沿線自治体5市3町の議会・議員で連盟設立

中国山地沿いを走る芸備、姫新、因美のJRローカル線の存続を目指そうと、沿線自治体の議会が7月19日、連盟を設立しました。
この連盟は、芸備、姫新、因美線が走る岡山、鳥取、兵庫県の沿線自治体5市3町の議会・議員で組織しています。
津山市役所で開かれた設立総会では会則案を承認。津山市議会の中島完一議長を会長に選出しました。
連盟では、情報交換や利用促進などで連携。今後、路線ごとに実施する分析に基づき存続案などをまとめ、JR西日本や国、県に要望することにしています。
芸備、姫新、因美の3路線を巡っては、JR西日本が昨年4月、「自社単独での維持は困難」と表明しています。
また、今年10月には新制度が施行され、鉄道事業者や自治体の要請を受けて国が設置する協議会で、存続に関する議論ができるようになります。

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