それいけ! 板城スポーツ少年団 広島県大会 初優勝 目指すは全国制覇

初めて全国大会に出場する広島・東広島市のソフトボールチーム。かわいくて、たくましい広島県代表の小学生たちを取材しました。

東広島市立板城小学校―。ここで練習しているソフトボールチーム「板城スポーツ少年団」が、先月の「全日本小学生男子ソフトボール大会・広島県予選」で初優勝し、初めての全国大会出場を決めました。

チームは、部員が1年生から6年生まで合わせて15人の少人数ですが、みんな、よく練習するし、とても仲がいいそうです。

6年生 野坂咲翔 主将
「明るくて、みんなが、がむしゃらに努力してくれるチームです。 みんなと一緒に戦えることが楽しい」

県予選でも大活躍だったエースは、出場メンバーに3人だけ入れる女子のうちの1人、6年生の 末釜優菜 さん。コントロールが抜群で、世界での活躍を夢見ています。

6年生 末釜優菜 さん
「みんなの努力が報われたと思います。(日本代表の)上野由岐子選手みたいに世界で活躍したいです」

男子バッターもキリキリ舞いにさせる末釜さんの活躍もあり、広島県予選はわずか2失点で優勝。しかし、歓喜に沸くチームの中で1人、くやしい思いを抱くのがレフトの 高橋八恵子 さん。けがで決勝戦に出場できなかった分も、全国の舞台での活躍を誓います。

5年生 高橋八恵子 さん
「(春の)県大会で負けているので、次は行けてうれしい。 精いっぱいがんばって優勝したい」

板城スポーツ少年団の武器の1つが、その明るさです。そんなチームを支えるムードメーカーが 上田拓輝 くん。将来の夢は、野球選手。未来のカープ選手発見かと思ったのですが…

6年生 上田拓輝 くん
― めざすはカープ?
「いや、巨人、好きだから。(好きな選手は)坂本勇人 。バッティングも守備もうまいから。全国大会は悔いなく、みんなで楽しく試合がしたいです」

全国大会は、福島県で今月29日に開幕。めざすのは、もちろん全国制覇です。

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